最近では、格安SIMに乗り換えるのが当たり前になりました。
やはり、利用料金が大きく下がるのは魅力的なポイントです。
今まさに、「格安SIMへ乗り換えよう」と考えている人も多いでしょう。
そんなときに気がかりなのが、LINEはどうなるのか、というところ。
格安SIMへ乗り換えると、「LINEが使えなくなったり、ID検索できなくなったりするのではないか」と思っている人もいるでしょう。
本記事では、格安SIMへ乗り換えたとき、LINEで起こることについて解説します。
格安SIMへ乗り換える前に、ぜひ一度目を通しておいてください。
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格安SIMにすると、LINEは使えなくなる?
まず、格安SIMでもLINEを使うことは可能です。
LINEはあくまでもアプリケーションなので、対応している端末なのであれば、何も問題ありません。
逆に言えば、格安SIMでなかったとしても、ガラケーなどのLINEが使えない端末もあります。
格安SIMでのLINEの年齢確認、ID検索は?
(引用:LINE)
ただし、格安SIMでのLINEの年齢確認やID検索は、原則使えなくなります。
なぜ使えなくなるかというと、「年齢認証システム」が利用できなくなるから。
LINEは、三大キャリアと年齢認証システムを連動させています。
LINEは、三大キャリアに対して、「あなたのお客さんから年齢認証をしているのですが、年齢はいくつですか?」問い合わせているのです。
そして三大キャリアは、「その人は○○歳だから、大丈夫ですよ」などと回答しているのです。
しかしLINEと格安SIM業者には、同様の連携が取られていません。
つまりLINEからしてみれば、格安SIM業者の利用者が未成年か否か、確かめようがないのです。
よって、格安SIM業者を利用していると、LINEでの年齢確認ができなくなってしまいます。
そしてID検索の利用は年齢確認の終了が条件になっているので、ID検索も使えないというわけです。
ちなみに、格安SIMへ乗り換える前に三大キャリアで年齢確認を済ませている場合は、何も問題ありません。
格安SIMに移行しても、年齢確認が完了した状態で、引き続きLINEを利用できます。
年齢確認ができない問題は、「格安SIMの状態で、新規におこなう」場合にしか起こらないのです。
もし、まだ三大キャリアを利用しているなら、格安SIMへ切り替える前に年齢確認は終えておきましょう。
格安SIMになったとたん、年齢確認ができなくなってしまいます。
LINEのID検索ができないなら、どうすればいい?
年齢確認が実施できず、ID検索を使えないのは、ちょっとした不便ではあります。
だからといって、LINEで友だちを追加できない、なんてことはありません。
下記では、LINEのにおけるID検索の代替えとなる方法を解説します。
QRコードを使う
もっとも手っ取り早いのは、QRコードを利用すること。
相手のQRコードをもらうか、自分のQRコードを読み取ってもらうかすれば、何の問題もなく利用できます。
また、第三者に自分の友達のQRコードを送る、なんてことも可能です。
QRコードを使う手順は、以下のとおりです。
- LINEのホームを開く
- 画面右上の人型アイコンをタップする
- 画面中央上部、QRコードをタップする
- QRコードリーダーが立ち上がるので、QRコードを読み取る
- 自分のQRコードを表示する場合は、画面中央の「マイQRコード」をタップする
専用URLを使う
ID検索が使えない場合、誰かに自分のIDを伝えるという方法も使えません。
しかし、専用URLを発行することは可能です。
専門URLを相手に教えれば、相手の操作によって「友だち同士」になれます。
もちろん、相手が専用URLを発行し、自分へ送ってもらうという方法でもかまいません。
ただし専用URLを発行するためには、自分のスマートフォンに相手の電話番号かメールアドレスが登録しておく必要があります。
<専用URLを発行する方法>
- LINEのホームを開く
- 画面左上、+マーク(招待)アイコンをタップする
- 画面下から「SMS」と「メールアドレス」の選択肢が出てくるので、いずれかをタップする
- 友だちにしたい人を選択する
専用URLを送ってもらう場合は、URLの指示どおりにリンクをタップするだけでOKです。
PC版のLINEを使用する
実のところPC版のLINEは、格安SIMを使っていてもID検索ができます。
PC版には、当然ながらSIMカードの違いなど、何も関係がないのです。
ただし、PC版でログインができるように、事前に設定しておく必要はあります。
ふるふるは?
LINEには、端末同士を近くでシェイクすることでIDが交換できる「ふるふる機能」がありました。
しかし現在、「ふるふる機能」は廃止されているので注意してください。
LINEモバイルを使う
また、LINEモバイルを使うという方法もあります。
LINEモバイルとは、LINEが運営している格安SIMのことですね。
LINEモバイルであれば、例外的に年齢確認とID検索を実施できます。
その点だけではなくても、LINEモバイルは非常に優秀な格安SIM業者です。
たとえば、
- 最安なら月額1,100円で利用できる
- LINE利用時のデータ通信量はノーカウント
- データフリーオプションを使えば、TwitterやInstagramもデータ通信量を消費しない
- SIMカードは、早ければ当日にも発送される
といった点が挙げられます。
まだ有力な格安SIM業者を見つけていないのであれば、LINEモバイルの利用も検討してみましょう。
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ドコモの「ahamo」、auの「povo」、ソフトバンクの「LINEMO]と新プランが誕生し、これらに乗り換えた人も多いでしょうが、このキャリアの20GBプランに対抗して、格安sim各社新料金プランに変更しているところも多いのです。
まとめ
三大キャリアから格安SIMへ乗り換えると、やはりLINEの使い勝手が心配です。
結論から言えばLINE自体は問題なく使えます。
ただし、ID検索と年齢確認は使えなくなってしまうわけです。
とはいえ、これらが使えなくなったからといって、ものすごく困るわけではありません。
ID検索と年齢確認が使えなくとも、QRコードなどが使えるならば何の問題もないのです。
また、格安SIMでありながら、年齢確認が可能なLINEモバイルを使うという方法も考えられます。
格安SIMに乗り替えたからといって、大きな問題は起こりません。
安心して、格安SIMへと乗り換えましょう。