もう生活になくてはならない存在のスマホですが、年々スマホ本体端末の価格が高くなっていて、なかなか機種変更できない人も多くないでしょうか。
例えば、人気のiPhone、最新機種であるiPhone11の場合、SIMフリーモデルで、87,780円(税込)。
これにケースを買ったり、モバイルバッテリーを買ったりなど諸費用すべてを考えると10万円超えも珍しくありません。
そこで、より安くスマホを機種変更する方法を紹介したいと思います。
自分に適用できるキャンペーンはないかチェックする
大手キャリア、格安SIMともに、シェアを拡大させるために、さまざまなキャンペーンを銘打っています。
なかには、スマホ端末代は(通常価格より)安くなるキャンペーンもあったりします。
だいたいのキャンペーンが1か月など期間限定なので、こまめにチェックをして、自分に魅力的なキャンペーンがないか見るとベターでしょう。
特に、機種変更をする人が多い春先はキャンペーンが多い季節なので、特に要チェックですね。
各キャリア、格安SIM端末が安くなる主なキャンペーン
キャリア | キャンペーン内容(端末割引に関するもの) |
---|---|
NTTドコモ | ・【端末購入割引】新規契約もしくはMNPでの他社からの乗り換えで、スマホ端末11,000円(税込)~22,000円(税込)割引 ・【はじめてスマホ購入サポート】はじめてスマホを持つ人向け、機種代金を11,000円(税込)~22,000円(税込)割引 |
au | ・au AQUOS zero2 SHV47を対象期間内に、購入+応募でもれなくau WALLET 残高へ5,000円(不課税)キャッシュバック |
ソフトバンク | ・【トクするサポート】48回払いで購入し、25ヵ月目以降のソフトバンクでの買い替え時に旧機種回収で最大24回分の旧機種の分割支払金・賦払金(頭金は対象外)の支払いが不要 |
mineo | ・【端末購入者プレゼントキャンペーン】mineo端末購入者に最大3,000円分の電子マネープレゼント |
QTモバイル | ・QTモバイル契約時に購入するスマホ全機種10%キャッシュバック |
イオンモバイル | ・他社からの乗り換え、指定端末購入で5,000WAONポイント |
他にも、各キャリア、格安SIMでは、端末セールなどをよく行っており、機種限定で大特価になっているものもあります。
自分がお目当てのスマホ機種がセール対象になっていないかチェックしてみましょう。
キャリア新プランに対抗!格安SIM11社、新料金プラン比較
ドコモの「ahamo」、auの「povo」、ソフトバンクの「LINEMO]と新プランが誕生し、これらに乗り換えた人も多いでしょうが、このキャリアの20GBプランに対抗して、格安sim各社新料金プランに変更しているところも多いのです。
オンラインショップで購入する
スマホ端末を購入する方法ですが、
- キャリアショップ(ドコモショップ、auショップ、ソフトバンクショップなど)での購入
- 家電量販店での購入
- 街のケータイショップでの購入
- オンラインショップでの購入
などがありますが、特にオンラインショップでの購入ではより安価にスマホを手に入れることができます。
もちろん楽天市場やYahoo!ショッピングなどネットショッピングで購入する方法もありますが、安心なキャリアの公式オンラインショップでもスマホ端末代が安くなっているのです。
NTTドコモオンラインショップ(https://onlineshop.smt.docomo.ne.jp/index.html)
※NTTドコモオンラインショップ限定キャンペーン
・対象機種への機種変更でdポイント3,000ptプレゼント!
・Xperia ACEが機種変更で11,000円割引
・AQUOS Sence3が機種変更で9,460円割引
・iPhone7が機種変更で11,000円割引
au online shop(https://www.au.com/mobile/onlineshop/)
引用:au
引用:au
※au online shop限定キャンペーン
・新規契約もしくは他社からの乗り換えで、対象のiPhone/auスマホ(4G LTE)が機種代金から最大22,000円(税込)割引!
・Xperia 8へ機種変更(12カ月目以上利用)で購入すると、機種代金から16,500円(税込)割引!
ソフトバンクショップ(https://www.softbank.jp/online-shop/)
引用:ソフトバンク
※ソフトバンクショップ限定キャンペーン
・オンラインでのスマホ端末購入で機種値引き税込21,600円
・オンライン限定で、App Store & iTunes ギフトカード が10%OFFで購入可能
特にこれらキャリアの公式オンラインショップは、公式なだけに「偽物である不安」はまずありませんし、24時間購入可能なので、キャリアショップのように待たされる時間のロスもありません。他にも、不要なオプションサービスへの加入の勧めなどもないので、スムーズにしかも安くスマホ端末を買えるのでおすすめかつ安心です。
お店の独自独自ポイント/キャッシュレス決済を利用する
基本的に、キャリアショップで購入しても、家電量販店・ケータイショップなどの実店舗で購入しても、スマホ端末は定価販売なので、価格は変わりません。
多くの人がスマホは一括払いではなく、分割払い(月々のスマホ利用料金と合算)にするため、どこで購入しても同じなのです。
以前は、利用者抱え込みのため、「端末購入サポート」のような大幅割引施策があったり、分割割引にすることで、月々のスマホ代から大幅割引ができたのですが、この販売方法は総務省からNGが出たため、どのキャリアでもこのような端末購入サポートはなくなりました。
そのため、一括で購入しても割引率は変わらないのですが、そこでポイントになるのが、各店舗独自の割引です。例を挙げると、
- 家電量販店のポイントサービス
- 〇〇Payでのキャッシュレス決済
などが考えられます。
例を挙げると、ビックカメラでスマホを購入したとします。
「AQUOS sense3」を購入すると、価格は37,800円なのですが、これにプラスしてビックカメラポイントが10%3,780円加算されます。
実質3,780円割引となるので、このポイントでケースやモバイルバッテリーなど必要なものを買うことができますね。
また、〇〇Payでのキャッシュレス決済は、現在シェア争いのため、大幅還元キャンペーンをよくやっているので要チェックです。
例えば、auPAYでは、現在20%還元キャンペーンを行っています。
6,000ポイント/回と上限額はあるものの、30,000円のスマホ端末なら、6,000円分ポイント還元(実質割引)を受けることができます。(更にお店によってはお店の独自ポイントも加算されるところもあります。)
※(注)auPAYは毎週月曜日スタートで、毎回1日(月曜日)だけでその週の上限に達してしまっているので、月曜日での利用がおすすめです。
格安SIMに変更する
大手キャリアから格安SIMにすることで、月額料金が安くなるだけでなく、端末料金も安い場合があります。
特に大手キャリアでの商品ラインナップに比べて、格安SIMではいわゆる1~2モデル前の型落ちモデルの場合が多く、その分安価でスマホ端末を購入できるのです。
型落ちモデルといっても、そこまで大きな仕様変更はない場合がほとんどなので、とにかく安いスマホを探している場合は特におすすめですね。
格安SIMの契約と同時にスマホ端末を購入することで、割引が適用になるだけでなく、スマホ料金との合算で分割払いも可能になります。
スマホ下取りサービスを利用する
現在、使用しているスマホを下取りに出して、新しいスマホ端末料金に充てるという方法もあります。
まず、スマホを下取りに出すところを決めましょう。
- 機種変更を行うキャリアや格安SIMに下取りに出す
機種変更を行うキャリアや格安SIMに下取りに出して、そのままスマホ端末代に還元させるという方法があります。
公式店に出す形なので、セキュリティの観点からも安心して下取りに出せるというメリットがあります。
また、中古スマホとして販売されることはない点も不安が取り除かれますね。
また、端末ごとに下取り価格は一定になっているので、表面に傷や汚れなどの使用感が強い場合でも安くはなりませんが、逆に新品同様でも同一価格です。 - 実店舗やネットショップに下取りに出す
ゲオやブックオフといった実店舗や、価格.comやムスビーといったネットショップに下取りに出す方法があります。
この場合は、「下取り」という名称ではなく「買取」と言われている場合が多いように、中古スマホとして販売されます。
そのため、下取りに出す前に、自分で個人情報の削除など初期化しておく必要があります(やってくれるところもありますが、セキュリティの観点で自分でやっておくのがベターです。)。
買取という形で、中古スマホとして売られるため、表面に傷や汚れなどの使用感が強い場合は、公式の下取りより安くなる場合もありますが、状態が良い場合は、より高値で売ることができるメリットがあります。 - フリマサイトやオークションサイトに出品する
「メルカリ」「ラクマ」などのフリマサイトや、「ヤフオク」などのオークションサイトに出品する方法があります。
この方法は、完全に素人と素人との取引になることもあり、出品後のトラブルも絶えないのは事実です。
送付方法や状態の確認などしっかりと事前に伝える面倒がありますし、強引な値引き要求などいろいろと細かいことを聞かれることも覚悟が必要です。
ただ、素人間のやり取りなので、思わぬ高値で売れる期待も考えられます。
(中古の)スマホを購入する
キャリアや格安SIMではスマホ端末は購入せず、SIMカードのみの契約にして、端末はSIMフリースマホを購入するという方法です。
AppleStoreのような新品SIMフリースマホを購入する方法もありますが、高値なのでより安くスマホを手に入れる方法としては中古スマホを狙いましょう。
中古スマホは、上記のように下取りに出した古いスマホを再利用するもので、リフレッシュ品とも言われています。
- 実店舗やネットショップで中古スマホを購入する
上記の下取りで挙げたようなゲオやブックオフといった実店舗や、価格.comやムスビーといったネットショップでは、下取りに出された中古スマホを安価で販売しています。3~4モデル前など型落ちモデルの場合、100円などタダ同然に近い価格で売られている場合もあります。
実店舗やネットショップのお店の場合は、SIMロックも解除されているので、どの格安SIMでもSIMカードを挿して設定するだけですぐに使うことができます。
- フリマサイトやオークションサイトで中古スマホを購入する
「メルカリ」「ラクマ」などのフリマサイトや、「ヤフオク」などのオークションサイトで中古スマホを購入する方法があります。
実店舗やネットショップに比べて、比較的安価で売られている場合が多く、特価で手にいられる可能性が高いメリットがある反面、不安な部分もしっかり認識しておいてください。
まずは、通称:ブラックスマホといわれる、分割払いで購入して、分割が終わる前に解約をしてしまい、そのまま支払っていないので、利用が止まられているスマホです。このブラックスマホでも見た目は変わらないので、そんなものを買わされてしまうと利用ができません。出品者の身分証明がしっかりできているかは最低確認が必要です。
また、少ないとはいえ、偽物も少なからず出回っていると言われています。これらも実物を見ての購入ではないだけに掴まれやすいです。
友人・家族から(安く)もらう
スマホが出回るようになってから、既に10年以上が経過しており、多くの人が既に数回機種変更をしているのではないでしょうか。
機種変更時に毎回下取りに出している人もいるでしょうが、個人情報の塊だけにそのまま引き出しの中にしまっているという人も多いはずです。
やはりキャリアのような公式店であっても、情報が抜き取られないか不安で下取りに出せない人も多いので、信用置ける人(家族や友人)なら端末をタダ同然でくれるかもしれません。
もちろん古いスマホになるので、型落ちモデルになるでしょうが、SIMカードを淹れればそのまま使えるモデルが多いのではないでしょうか。
※一部機種はSIMロックがかかっていますが、その場合も各キャリアショップに行けば簡単にSIMロック解除が可能です。
多くの人が「壊れていないけど、新しいスマホが欲しくなって」「壊れていないけど充電の持ちが悪くなって」などで機種変更している場合が多いので、まだまだ現役で使えるスマホが多いのです。
バッテリーだけを交換する
「まだどこも壊れていないけど、充電の持ちが悪くなったから機種変更する」と思っている人は多いのではないでしょうか。
その場合、新たなスマホにしてしまうのではなく、バッテリーだけを交換して、充電の持ちを新品同然にリフレッシュしましょう。
バッテリー交換は、
- Apple Storeなど販売メーカー店(郵送で送ってできる場合もあり)
- キャリアショップ(ドコモショップなど契約しているキャリア)
- 街のスマホ修理店
などで行っています。
価格は、端末ごと、キャリアごとに違ってきますが、だいたい5,000~10,000円ほどで、新しいスマホに機種交換するよりはるかに安いです。
また、画面の液晶割れ、充電コネクタの破損、カメラレンズの破損など故障の場合でも、簡単な修理(ほとんどが部品交換)で済む場合が多く、機種変更で新しいスマホにするより安価です。
スマホの修理に関しても、バッテリ交換同様、
- Apple Storeなど販売メーカー店(郵送で送ってできる場合もあり)
- キャリアショップ(ドコモショップなど契約しているキャリア)
- 街のスマホ修理店
で行っています。
修理料金の目安としては、「画面の液晶割れ=10,000~20,000円ほど」、「充電コネクタの破損などの部品交換=5,000~10,000円」程度なので、まだ修理さえすれば十分に使えると思うスマホ端末は、買い替えの前に修理を検討するのもひとつの手です。
より安くスマホを機種変更する方法 まとめ