「ドコモから新しいキャリアへ乗り換えたいけれど、手続きの流れがわからない」
「MNP予約番号というものが必要らしいけれど、それって何?」
というような疑問を抱えている人は多いのではないでしょうか?
たしかにキャリアを乗り換えるというのは、手続きが面倒に思えるでしょう。
また、「MNP予約番号」と言われても、何のことかわからない人がほとんどです。
本記事では、ドコモでMNP予約番号を取得して、新しいキャリアへ乗り換える方法について解説します。
下記を読みながら手続きすれは、簡単に乗り換えられるはずです。
ドコモでMNP予約番号を取得して、乗り換えの準備!
まずは、MNP予約番号を取得しましょう。
MNP予約番号とは、簡単に言えば、「ドコモで契約している携帯電話を、他のキャリアで使えるようにするためのパスワード」のようなもの。
これを新しいキャリアに伝えることで、ドコモ以外でも携帯電話が使えるようになります。
MNP予約番号は、ドコモに請求することで取得できます。
請求には、
- 電話請求
- My Docomoを使う
- 店舗へ出向いて請求する
という3つの方法が使えます。
電話でMNP予約番号を請求する
もっとも楽なのは、MNP予約受付窓口に連絡して、請求するという方法。
連絡先は下記のとおりです。
- <MNP予約受付窓口>
- Docomo端末から連絡する場合:151
- Docomo端末以外から連絡する場合:0120-800-000
- 営業時間:AM9:00〜PM8:00
オペレーターにつながるまでやや待たされる可能性があるので、注意してください。
また、軽い引き止めに遭うケースもあります。
さほどしつこくはありませんが、心の準備はしておきましょう。
My docomo経由でMNP予約番号を請求する
もうひとつは、My docomo経由で請求するという方法です。
手順は、以下のとおりです。
- My docomoにアクセスする
- 「契約内容/手続き」をタップ
- 「携帯電話番号ポータビリティ予約」をタップ
- 「お手続きをする」をタップ
- 「解約のお手続き」をタップ
My docomoを使う場合、「直接の引き止めに合わない」という点が、メリットとして挙げられます。
docomoの店舗で請求する
最後に、ドコモの店舗でMNP予約番号を請求するという方法。
スタッフに「MNP予約番号を取得したい」と伝えれば、あとはすべて対応してくれます。
ただし直接に引き止めをかけられる場合もあるので、注意してください。
ちなみにドコモの店舗であれば、どこでもMNP予約番号を出してもらえます。
ドコモでMNP予約番号を取得したあとの流れ
MNP予約番号を取得したら、新しく契約するキャリアの店舗へ向かいましょう。
そこでMNP予約番号を伝えれば、乗り換えの手続きが進められます。
また、店舗ではなく、Webで乗り換えの手続きができるキャリアも存在します。
ドコモでMNP予約番号を取得して、乗り換える場合の費用はいくら?
先ほども、「MNP予約番号を取得すること自体に、費用はかからない」と解説しました。
ただし、実際にドコモからMNP予約番号を取得して他社へ乗り換える場合、「MNP転出手数料」が必要となります。
つまりドコモから抜けるにはお金がいる、というわけですね。
金額は以下のとおりです。
- 2019年10月よりも以後に契約している→3,000円
- 2019年9月よりも以前に契約している→2,000円
というようにさほど大きな金額ではないので、安心してください。
ドコモから乗り換える場合の注意点
上記のように、ドコモから新しいキャリアへ乗り換えることはさほど難しくありません。
ただし、以下のような注意点もあるので、確認しておいてください。
違約金がかかるケースもある
まず、違約金について知っておく必要があります。
ドコモと契約している最中で途中解約する場合、9,500円の違約金が発生します。
ただしドコモが定めている「契約更新月」に解約すれば、違約金は発生しません。
また、2019年9月以降に発表された新しい料金プランを利用している場合、違約金は1,000円となります。
「違約金を支払う必要があるのか、あるとすればいくらなのか」というのは、とても重要なポイントです。
解約する前に、ショップかMy docomoにて確認しておきましょう。
分割払いの残債について
ドコモに対して分割払いの残債を残している場合、当然ながら支払う必要があります。
新しいキャリアでの月額料金と重なってしまうので、しばらくは月々の支払いが苦しくなるかもしれません。
双方の金額を把握して、無理なく支払えるようにしておきましょう。
dポイントはなくなってしまう
ドコモとの契約を解除した時点で、dポイントはすべてなくなってしまいます。
解約する前にdポイントを使い切っておきましょう。
dポイントは、「d POINT CLUB」を利用すれば、効率よく使い切れます。
また、最終月の月額料金に充当してしまうという方法もおすすめです。
MNP予約番号の請求・取得と、契約解除(解約)は別
MNP予約番号を請求・取得したとしても、ドコモとの契約は解除されていません。
請求と取得は、あくまでも「乗り換えへの準備段階」です。
ドコモとの契約が解除されるのは、新しいキャリアでの契約がスタートしてからです。
MNP予約番号の有効期限について
MNP予約番号には、有効期限が定められています。
具体的には、発行してから15日以上経過すると、番号が無効になるという仕組みです。
よって、およそ2週間以内には、乗り換えを終えておく必要があります。
ただしMNP予約番号は、無料で再取得することも可能です。
もしMNP予約番号が無効になってしまったら、もう一度請求しましょう。
まとめ
ドコモから新しいキャリアへ乗り換える手続きは、決して難しいことではありません。
要するにMNP予約番号を控えて、新しいキャリアと契約するだけです。
本記事を読みながら手続きすれば、すぐに乗り換えが完了するでしょう。
ただし違約金や分割支払い残債などの問題にだけは、注意してください。
何を支払う必要があるのか確認したうえで、乗り換えの手続きを進めるのが重要です。