スマホ代節約の切り札として話題になっている格安SIM(格安スマホ)。
各社から多く出ている格安SIMのなかでも、老舗プロバイダであるBIGLOBEが運営しているのが「BIGLOBEモバイル」です。
バイきんぐの小峠英二さんが青カッパに扮しているCMでもお馴染みの格安SIMです。
そこでこの記事では、話題の格安SIM「BIGLOBEモバイル」について分かりやすく解説していきたいと思います。
BIGLOBEモバイルとは?
画像引用:BIGLOBEモバイル
BIGLOBEは、インターネット創世記である1990年代から、NECが運営日本では知名度が高いインターネットプロバイダです。NEC製のパソコンを購入した際、同時にBIGLOBEに加入する人も多かったので名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
今ではNECからは分離独立し、auなどを運営しているKDDIグループになっています。
プロバイダ歴30年以上の老舗さと、KDDIグループという信頼感、安心感があると評判の格安SIMとなっています。
BIGLOBEモバイルの料金プラン(ギガ)
画像引用:BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイルの料金プランの特徴は、1ギガから30ギガプランまで7タイプに分かれているので、
- 通話やメールくらいしか使わない人⇒1ギガ音声通話スタートプラン
- 基本Wi-Fiを使っていて、ギガ(LTE)は外出時や緊急時くらいな人⇒3ギガプランや6ギガプラン
- とことん動画やゲームなどをギガを気にせずやりたい人⇒20ギガプランや30ギガプラン
などそれぞれのライフスタイルに合わせて自由にギガプランを選べる幅広さがあります。
また、月のギガプランを使い切ってしまったあとでも、100MBごとにデータ追加チャージが可能なので、ギガを無駄にすることなく使い切ることができます。
BIGLOBEモバイルの料金プラン(通話)
画像引用:BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイルの通話プランは、上記の表のとおりです。
- 従量制(かけた分だけ請求)される通常通話料(9円/30秒)以外にかけ放題プランが2つ。10分かけ放題(830円/月)と3分かけ放題(600円/月)があるので、かけ放題プランを選ぶ人も、ビジネス用や家族への連絡電話など基本3分以内の通話が多い人は、アンかな「3分かけ放題」プランを、友人や恋人など10分は話すような人の場合は「10分かけ放題」を選ぶとスマホ代を抑制しながら通話もしっかり楽しめます。
初期費用と契約解除料は?
まず、BIGLOBEモバイルと契約した際の初期費用ですが、プラン申込手数料3,000円と、SIMカード準備料394円の計3,394円必要となります。
ただ、音声通話SIM3ギガ以上で、初期費用3,394円値引きで無料となるため、ほとんどのプランで実質無料となる感じです。
逆に解約する際は、1年以内の解約の場合、契約解除料として8,000円かかります。ただし、契約後1年後もしくは料金プランを通話ができないデータプランを選んでいた場合は、契約解除料がかかりません(0円)。
また、電話番号を変えずにそのまま(他社に)移行するMNP(ナンバーポータビリティ)を利用する場合は、サービス開始日からサービス開始月の翌々月末までは6,000円、それ以降は3,000円かかります。
スマホとセット契約はできる?
画像引用:BIGLOBEモバイル
現在使用しているスマホにSIMカードを入れ替えてBIGLOBEモバイルを使うのではなく、新規でスマホを持つ人や、電話番号を変えて新たに契約したい人などは、スマホもBIGLOBEモバイルの契約と同時に購入したい場合、BIGLOBEモバイルにはあるのでしょうか。
BIGLOBEモバイルには、端末料金アシストパックがあり、BIGLOBEモバイルで契約と同時にスマホも購入すると、最大月額600円×24か月=最大14,400円分スマホ代が割引になります。
割引率が低いiPhone 7でも、320円×24か月=7,680円割引となり、安価で実質iPhoneも手に入れることができます。
iPhone以外にも、シャープ製のAQUOSスマホや富士通製のarrowsシリーズをはじめ、国内外さまざまなメーカーのスマホから選ぶことが可能なので、自分の好きなデザイン、機能のスマホから選べます。
BIGLOBEモバイルのメリットは?
格安SIMも各社から出ていて、どこが良いのか選びきれない人も多いのではないでしょうか。
そこで、ここではBIGLOBEモバイルのメリットをお伝えしたいと思います。
au回線とdocomo回線から選ぶことができる
BIGLOBEモバイルは、契約時にau回線を使用するタイプAと、docomo回線を使用するタイプDから選ぶことが可能です。
昔に比べると、だいぶ大手キャリアごとの回線カバー率は変わらなくなっているものの、今までdocomoを使っていた人だったらタイプDを選ぶことで、同じエリアカバー率でスマホが使用できます。
月額基本利用料が安い
名前の通り、格安が売りの格安SIMのなかでも、とりわけ安さが自慢のBIGLOBEモバイル。
特に3ギガプラン(1,600円/月)などは、数ある格安SIMのなかでも最安値に近い価格帯なので、そこまでヘビーには使わないライトユーザーにとってはスマホ代抑制できます。
通信速度が速い
格安SIMは、大手キャリアに比べると通信速度が遅いイメージですが、格安SIMの平均通信速度が7.21Mbpsであるのに対して、au回線(Aプラン)では平均で14.4Mbps、docomo回線(Dプラン)で平均12.1Mbpsの通信速度が出ており、サクサクと動く通信速度の速さが自慢です。
動画や音楽がとことん楽しめる「エンタメフリーオプション」がある
よくYouTubeなどの動画や音楽ストリーミングアプリを使用している人は、月末近くになると速度制限がかかってしまい全く観れず、聴けずの人もいるかと思います。
そのような人は、BIGLOBEモバイルのオプションである「エンタメフリーオプション」がおすすめ(480円/月)。
エンタメフリーオプションに加入すると、YouTube、Google Play Music、Apple Music、AbemaTV、Spotify、AWA、radiko.jp、Amazon Music、U-NEXT、YouTube Kids、LINE MUSIC、らじる★らじる、Facebook Messenger(2019年4月現在)が、ギガの消費をすることなくフリーで使い続けることができます。
特にYouTubeのような動画をよく観る人は、月末でもストレスフリーでずっととことん楽しむことができますね。
テザリングが無料で使える
外出時など、Wi-Fi環境がなくても、パソコンやゲーム機などをインターネット接続が可能になるスマホのテザリング機能。
大手キャリアなどではテザリングは有料プランのところも多いですが、BIGLOBEモバイルはテザリング使用料は無料。緊急時などにスマホを持っていればいつでもネット環境を作ることができます。
※一部機種でテザリングができないものもあり。
BIGLOBEモバイルのデメリットは?
どうしてもメリットだけでなくデメリットもあるものです。納得して契約するためにはやはりデメリットを知ることも大事。BIGLOBEモバイルにはどんなデメリットが考えられるのでしょうか。
1年以内の解約時のかかる費用が比較的高い
上記の「初期費用と契約解除料は?」でも述べたように、BIGLOBEモバイルを解約する場合、契約解除料として8,000円かかります(通話プランのみ)。
更にMNPで電話番号も他社に移行する場合は、プラスで1年以内だと6,000円、1年以上経過していると3,000円かかるため、特に1年以内の短期間での契約で解約してしまうと、かなり高く付いてしまいます。
エンタメフリーオプションでは高画質動画では観られない
YouTubeなどの動画や音楽をギガ消費することなく使用できる「エンタメフリーオプション」ですが、このエンタメフリーオプションでは高画質動画は観ることができません。
より綺麗な画質で観たい場合は、ちょっと不満が残るかもしれません。
クレジットカード支払いのみ
会社によっては銀行振替藻行っているところもありますが、BIGLOBEモバイルの支払いはクレジットカード支払いのみです。
つまり、契約時クレジットカードを持っている必要があります。
キャリアメールのようなメールアドレスがない
例えば、docomoなら@docomo.ne.jpのキャリアメールが付与されますが、BIGLOBEモバイルではメールアドレスは付与されず、Yahoo!やGoogleなどのフリーメールを使用する形となります。
また、docomo払いのようなキャリア払いも使うことができません。
まとめ
今回は、BIGLOBEモバイルについて
- BIGLOBEモバイルとは?
- BIGLOBEモバイルの料金プランなど特徴
- BIGLOBEモバイルのメリット、デメリット
について徹底解説させて頂きました。プランの豊富さが多いので、自分に合ったプランを選ぶことでスマホ代節約につながります。
1回きりの支払いではなく、毎月かかるものだけに、スマホ代は安いに越したことはないですよね。