- 「iPhoneにウイルスバスターは入れたほうがよいのだろうか?」
- 「わざわざ入れる必要もなさそうだが...」
- 「ウイルスに感染すると、何が起こるのだろうか?」
上記のように感じている人は多いのではないでしょうか?
結論から言えば、ウイルスバスターは必須ではないでしょう。
しかしここは意見が分かれやすいところで、「ウイルスバスター入れておくべきだろう」という意見もあります。
そこで本記事では以下の点について解説します。
- iPhoneにウイルスバスターが必要でないと言われる理由
- ウイルスバスターを入れるメリット
- 万が一ウイルス感染した場合に起こることについて
iPhoneをウイルスから守りたい人はぜひ参考にしてください。
iPhoneにウイルスバスターは必要だが必須ではない?否定派と肯定派それぞれの意見
まずはウイルスバスタの否定派と肯定派それぞれの意見を見てみましょう。
どちらにもそれなりの言い分があるので、最終的には参考にして自分で判断する必要があります。
iPhoneにウイルスバスターが必要でないという意見とその理由
iPhoneにウイルスバスターが必要でないという意見とその理由として、以下4つが挙げられます。
- そもそもiPhoneはウイルスに強い
- アプリからの感染がまず考えられない
- そもそもiPhoneに対するウイルス攻撃が少ない
- 感染しても何もないケースが多い
それぞれについて詳しく解説するので、参考にしてください。
そもそもiPhoneはウイルスに強い
ウイルスバスターを入れるべきでない理由として、「iPhoneはウイルスに強い」という点が挙げられます。
ウイルスが脅威になるのは、端末ごとのOSが脆弱である場合です。
しかしiPhoneは「サンドボックス」という独立したエリアで、インストールされたコンテンツを起動する仕組みがあります。
万が一サンドボックスにウイルスが入っても、そこから別な場所には出てこれません。
この仕組みによりiPhoneもといiOSはウイルスに対する高い耐性を獲得しており、ウイルスバスターを入れるまでもないというわけです。
アプリからの感染がまず考えられない
アプリからの回線がまず考えられないのも理由として挙げられます。
App Storeにアプリを公開するには、相当厳しい審査をクリアしなければいけません。
そこでウイルス感染を誘発すると判断されたらすぐに審査落ちします。
App Storeのレギュレーションが変わらない限り、アプリ経由でのウイルス感染はまずないでしょう。
そもそもiPhoneに対するウイルス攻撃が少ない
そもそiPhoneに対するウイルス攻撃が少ないのも、ウイルスバスターが不要だと言われる要因です。
Windowsなどとは違い、iPhoneはさほど端末台数が多くないので、ウイルスを作ったとてあまり大きなリターンはありません。
作ったとしてiOSのウイルス耐性を突破できるか微妙なので、そもそも攻撃自体が少ないわけです。
感染しても何もないケースが多い
感染しても何もないケースが多いのも、iPhoneにウイルスバスターが必要でない理由のひとつ。
iPhoneにウイルスが入ってきたとして、それで不具合が起こるか否かは別問題です。
仮に感染したとしても何も影響がないケースも多々あるので、ウイルスバスターを使うまでもないわけですね。
iPhoneにウイルスバスターを入れるメリットは?肯定派の意見
iPhoneにウイルスバスターを入れるメリットとしては、肯定派の意見を取り入れるなら以下のとおりです。
- ウイルススキャンができる
- フィッシング詐欺への明確な対応になる
- 不正広告に対する対応になる
それぞれについて詳しく解説するので、参考にしてください。
ウイルススキャンができる
ウイルススキャンができるのは、ウイルスバスターを入れる最大の理由となります。
iPhoneには、デフォルトの状態でウイルススキャン機能が搭載されていません。
感染リスクがあったとして、それに気づくヒントが得られないわけです。
そうするとウイルスバスターを入れることで、スキャンをかけることは重要、という意見が多いのもうなずけます。
フィッシング詐欺への明確な対応になる
フィッシング詐欺への明確な対応になるのも大きなポイントです。
メッセージに含まれているフィッシングリンクは、iOSのウイルス耐性が及ばない部分。
ウイルスバスターが入っていれば、フィッシング詐欺が何らかのデータを盗もうとしてもブロックしてくれます。
フィッシング詐欺は近年あちこちで散見されるので、相対的にウイルスバスターの価値が高いとも言えるでしょう。
不正広告に対する
不正広告に対するアンサーとなるのも、ウイルスバスターを入れる理由のひとつです。
インターネットをしていると、ときどき不正広告が現れます。
要するにウソの詐欺広告のことですが、これはiOSが何か対処してくれるわけでもありません。
しかしウイルスバスターなら、不正広告を見抜いてブロックしたり、あるいは非表示にしたりといろんなことができます。
もし非表示にできるなら興味のない広告を出てこなくなるので、単純に利便性が高まるというメリットも。
iPhoneがウイルスに感染すると何が起こる?
iPhoneがウイルスに感染すると、以下のような現象が懸念されます。
- 電源を操作される
- データの通信量が増えてしまう
- 勝手にアプリをインストールさせられる
- カメラを起動して盗撮される
- データを盗み見される
iPhoneは、ウイルスバスターがなくても滅多なことではウイルス感染しません。
実際に筆者も10年ほどiPhoneを使っていますが、今まで一度もウイルス感染したことはありませんでした。
しかしデータを盗み見されたり、勝手にアプリをインストールされたり、万が一にも感染した場合はやはり致命的な被害が予測されます。
まとめ
本記事ではiPhoneとウイルスバスターについて解説しました。
基本的にiPhoneはセキュリティが高く、基本的には放っておいてもウイルスには感染しません。
特に新しいナンバリングはガチガチのウイルス耐性で、まず心配する必要はないでしょう。
もし新しいiPhoneをチェックしないなら、オンラインショップを確認するのがおすすめ。
オンラインショップだとかなり端末料金が安くなったり、事務手数料が免除されたりします。
ぜひ一度オンラインショップを覗いてみましょう。