- iPhoneの電源が立ち上がらなくなった
- タッチしても反応しない
- 4G回線に接続できない
- 起動してもすぐ落ちてしまう
上記のような症状が出ているなら、iPhoneの基板が故障しているかもしれません。
わかりやすく言うと、本体の奥の方にある部品に何かしら異常が起きていると言うわけです。
本記事では以下の点について解説します。
- iPhoneの基板修理は安いかどうか
- 修理をする方法や非正規店の必要性
- 基板修理が必要になる故障の原因や症状など
基板修理について知りたい人はぜひ参考にしてください。
iPhoneの基板修理は安い?非正規店でやるべき?
まずは基板修理が安いかどうか、そして修理する方法についておさえておきましょう。
結論から言うと修理するよりも素直に買い替えたほうがよいかもしれません。
iPhoneの基板修理は安い?相場を解説
iPhoneの基板修理は決して安くありません。
正規修理であれば、一例を挙げれば以下の料金がかかります。
- iPhone12Pro Max:77,480円
- iPhone12Pro:70,980円
- iPhone12:57,980円
- iPhone11:77,480円
- iPhone11 Pro:70,980円
- iPhone11:51,480円
- iPhoneX:70,980円
- iPhone8s:41,580円
上記のように「新しいiPhoneが購入できるほどの価格」に設定されています。
修理する方法
iPhoneの修理を申し込むことはむずかしくありません。
- Appleに問い合わせる
- 契約先のキャリア・格安SIM業者に連絡する
- genius storeに持ち込む
- Appleの正規修理店に持ち込む
上記いずれかの方法で、基板修理を申し込めます。
iPhoneの基板修理は非正規店でやってもよい?
iPhoneの基板修理は非正規店で実施することも可能です。
ただしその後、Appleなどでの正規修理サービスを受けられなくなる点については理解しておかなければいけません。
また非正規店の修理は100%成功するわけではない点にも注意が必要です。
もしかしたらお金を払っても修理に失敗してしまう可能性すらあります。
利用するときはじゅうぶんに注意しましょう。
本記事ではあまりおすすめしません。
iPhoneの基板修理が必要になる原因や症状とQandA
iPhoneの基板修理はやや特殊なケースなので、以下のような知識をあらかじめ知っておく必要があるでしょう。
- iPhoneの基板が故障する原因とは?
- 基板が故障した場合に見受けられる症状
- 基板修理は確実に直せるものなのか?
- データの修復やサルベージは可能か?
- iPhoneの基板は自力で修理できる?
それぞれについて詳しく解説するので、参考にしてください。
iPhoneの基板が故障する原因とは?
iPhoneの基板が故障する原因としては、以下が挙げられます。
- 落下による衝撃で部品が動いてしまった
- 基板部分まで浸水した
- 長い時間充電を続けた
- 故障した充電器を使用した
- 浸水している状態で充電してショートさせた
上記のようなことがあると、iPhoneの基板はすぐに故障します。
ありがちなのは、落下による衝撃で、何度も落としていると損傷してもおかしくありません。
特にカバーやフィルムをつけずに落としている場合は、その懸念はより大きくなります。
基板が故障した場合に見受けられる症状
基板が故障した場合に見受けられる症状としては、以下が挙げられます。
- 充電ができない
- iPhone自体が立ち上がらない
- 4G回線に繋がらない
- タッチ操作がと通らないetx...
基板が故障した場合の症状はかなり致命的な傾向があります。
基板修理は確実に直せるものなのか?
結論から言うとiPhoneの基板修理は簡単ではありません。
Appleに持ち込んだとしても、修理するよりも新しい端末と交換されるケースが圧倒的に多いのです。
だから、修理(交換)にかかる費用が高額になりやすい部分もあります。
非正規店に依頼する場合も同様で、基板修理はイージーではありません。
最悪の場合お金だけ取られて修理自体は失敗するということもあります。
データの修復やサルベージは可能か?
iPhoneの基板修理において、データの修復やサルベージは可能です。
そもそもiCloudなどでバックアップを取っているのであれば何の問題もありません。
Appleやgenius storeでも、うまくいけばデータの修復やサルベージがうまく行く可能性もあります。
一応非正規修理店でも、同じようなサービスが展開されているケースも。
ただし品質が安定せず、データ修復に失敗することも多々あるので、あまりアテにはなりません。
iPhoneの基板は自力で修理できる?
たまにiPhoneの基板を自力で修理しようとする人がいますが、おすすめできません。
なぜなら、基板修理はかなり難しい作業だからです。
まずiPhoneを物理的に開いて、そこから故障箇所を特定しますが、この段階でかなりの知識が必要です。
さらに替えの部品と故障した部品を取り替えるのですが、この作業もカンタンではありません。
そういった点を総合すれば、iPhoneの基板を自力で修理するのは現実的とは言えないでしょう。
また、当然ながら自力修理した場合は今後のAppleCareも受けられなくなってしまいます。
最悪なのが「自力修理でさらに状況を悪くしたケース」で、iPhoneは故障したまま、そして正規修理を受ける権限も喪失するパターンです。
あまりにもリスクが高いので、iPhoneの基板を自力で修理するのはおすすめできません。
まとめ:iPhoneの基板修理は安いわけではないし、買い替えがおすすめ
iPhoneの基板が故障したという事態は、かなり深刻なものです。
ひどい場合は電源も入らないので、基本的には修理が必要となるでしょう。
また正規修理では相当な修理費用が必要なので、色々とユーザー側には苦しいタイプの故障です。
もしiPhoneの基板故障したなら、むしろ買い替えのほうが安いし、コスパがよいと言えるでしょう。
無理にむずかしい修理へ挑むよりも、新しいiPhoneを購入したほうが満足度はよほど高いと言えます。