米中で激しい闘いを繰り広げていますよね。
その最たる例として、5G戦争があります。
中国の独走を許すまいと、アメリカはファーウェイをターゲットとして大規模な規制策をとりました。
アメリカ大統領がバイデン大統領になってから、その流れが継続されるかが注目されています。
この一件で、ファーウェイは危険なイメージを持っている方が増えましたが、現在は安全なのでしょうか?
この記事では、ファーウェイのスマートフォンの安全性について解説します。
アメリカによるファーウェイ規制の概略
アメリカ政府によるファーウェイに対する半導体輸出規制は、2020年9月15日に発効されています。
実は、それ以前からファーウェイへの輸出規制が2019年5月から本格的にスタートしたのです。
当時の規制対象は、アメリカ企業の製品や技術が25%以上含まれている製品やソフトウェアなどが中心でした。
それが、アメリカの製造装置や設計ソフトを使用した半導体をファーウェイに供給することを禁じるまで拡大されているのです。
最先端の半導体の開発や製造過程において、アメリカ製の半導体設計支援ツールや半導体製造装置を使うのがスタンダードとなっています。
その中で、ファーウェイが直接製造に関わっていないとされる半導体すら調達が不可能となるのです。
ファーウェイは、各種電子機器の生産に不可欠な半導体を新規に調達することができずに、在庫がなくなるのを指を加えて見ているしかありません。
特に大ダメージとなるのが、Googleとの取引停止でした。
これは日本でも話題になって、ユーザーからファーウェイ端末を利用して大丈夫なのか?と気にする声が多く上がりました。
ファーウェイ側としては、販売中の端末については今後も継続して利用できるとアナウンスしたのですが、実はAndroidを供給するGoogleからも同様の内容が発表されたのです。
一方で、Googleがアメリカ政府に対してアップデートなどのサポートが提供されない端末が増えることによるリスクがあると説明したと報じられ、騒動の沈静化へ向けて動き出しています。
この流れと同時に、世界各国でファーウェイ製品の排除運動が立て続けに起こりました。
イギリスやオーストラリアでは、5G通信網からファーウェイ製品を除外することを決定して、フランスでもヨーロッパのメーカーを優先して採用することを決めています。
これからのトレンドとなる5Gで、ファーウェイ製品が確実に排除する方向で進んでいるのです。
個人レベルで使用するスマートフォンは安全?
国家レベルでは、覇権争いもあってファーウェイは戦略的に除外する動きが進んでいます。
一方で、個人レベルで使用するスマートフォンにおいても、ファーウェイ製品は危険なのでしょうか?
一部報道では、ファーウェイ製のスマートフォンから不必要な部品が使用されているという内容がありました。
ただ、この報道の真偽の程は明らかになっていません。
また、ファーウェイがわざわざ個人レベルの情報を吸い上げても意味がないという見立てが大半です。
むしろ、リスクを取ってまで個人情報の吸い上げを行うということも考えられません。
よって、過剰に気にする必要がないという見立てが大半です。
また、ファーウェイを除外する動きの中で、今後使用し続けることができるのかが気になります。
これについても、ファーウェイの正式見解として、日本で発売していうRスマートフォンやタブレットにおいて、使用すること、及び今後のセキュリティアップデート、アフターサービスなどが影響を受けることはないことを明言してます。
より優れたサービスを提供できるように、今後も安全で持続的発展が可能なソフトウェアエコシステムの構築に注力するとのアナウンスもありました。
よって、過度に気にする必要はないと考えて良いでしょう。
気になる最新機種は?
では、ファーウェイの最新機種ではどのような機能を兼ね備えたスマートフォンを販売しているのでしょうか?
ここでは、おすすめの最新機種について紹介します。
5Gで高速通信が可能!HUAWEI P40 lite 5G
引用:ファーウェイ
HUAWEI P40 lite 5Gは、5G通信に対応しているモデルであり、高速通信が可能となります。
また、まだまだ5G通信エリアが限定されている中で、デュアルSIM 5G + 4G によって、ベストな接続を実現できます。
4Gでも、安定して通信できるという点は魅力的ですね。
高度な8コアCPUと6コアGPU、そして独自のNPUを組み込んだバランスの取れたチップセットを採用して、次世代のインテリジェンスを利用して新しいパフォーマンスの領域を実現できています。
画像処理と写真、ビデオのノイズ除去を行うことで、クリアな画像を楽しめます。
約6,400万画素のメインカメラによって、よりリアリティある写真撮影を行える点も魅力的です。
取り扱いはIIJmio、イオンモバイル、exciteモバイルなどです。
クアッドカメラが印象的!HUAWEI Mate 30 Pro 5G
引用:ファーウェイ
HUAWEI Mate 30 Pro 5Gは、より高機能さを売りとしており、5Gを楽しめる機種です。
カラフルなカラーリングの筐体は、女性向きでもあります。
最大の特徴となるクアッドカメラによって、反射と屈折による極限までの美しさを兼ね備えた写真の撮影が可能です。
画面の隅々まで拡張された超湾曲ディスプレイも特徴的で、画面の地平線を超えてより魅力的な表現を可能とします。
88度1 のウルトラカーブを描く湾曲ガラスによって、自然な感覚で手のひらの上でフィットするので、手馴染みも最高です。
サイドタッチ機能も使いやすく、操作性に優れているスマートフォンです。
ファーウェイらしくリーズナブルな機種!HUAWEI nova lite 3+
引用:ファーウェイ
HUAWEI nova lite 3+は、リーズナブルな価格ながらも高性能な機種に仕上がっています。
約6.21インチのしずく型ノッチディスプレイは、なんと約89%の画面占有率を誇っています。
これによって、読書やゲーム、動画の視聴もより楽しみやすくなっているのが特徴です。
スタイリッシュなデザインで、カラーバリエーションが多いので自分好みのものを見つけやすいです。
3D湾曲ユニボディによって、手馴染みも最高ですよ。
安心して利用したい
ファーウェイ製のスマートフォンは、最新機種も多く登場しています。
セキュリティ上の問題はあまり気にすることなく、魅力的なファーウェイのスマートフォンを使いこなしましょう。