2020年10月に新型の「iPad Air」が発売されたことで、タブレットの選択肢がまたひとつ増えることになりました。
無印のiPadやiPad Proの中間に位置する新型iPad Airは、これまでよりもできることが増えたため多くのユーザーにおすすめできるタブレットとして浸透しています。
「無印iPadでは物足りない、でもiPad Proを購入するほどでもない」という悩みを持っていた方は、iPad Airという選択が考えられるかもしれません。
今回は新型のiPad Airについて、その特徴や魅力を紹介していきます。
スマホと合わせてタブレットも用意したいという人は、この機会に新型のiPad Airという選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。
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iPad Airとは
画像引用元:Apple公式
iPad Airとは、Appleが販売するiPadシリーズの一種です。
元々は本体の軽さなどが重視されていましたが、近年はiPad全体の充実に伴って、コストパフォーマンスに優れた機種としての位置を確立しつつあります。
2020年に発売した新型は第4世代にあたり、より高度な機能や外部デバイスへの対応を行ったことで話題になりました。
iPad AirはApple Storeだけでなく、ドコモ、ソフトバンク、auといったキャリアでもWi-Fi+Cellular版が購入可能となっています。
2020年11月時点でのWi-Fi + Cellularモデルの購入価格は、以下のようになります。(新規契約の場合)
64GB | 256GB | |
ドコモ | 86,328円 | 104,544円 |
ソフトバンク | 84,960円 トクするサポート+(特典A)を適用して25ヵ月目に買い替えた場合は実質負担額「42,480円」 | 103,680円 トクするサポート+(特典A)を適用して25ヵ月目に買い替えた場合は実質負担額「 51,840円」 |
au | 89,280円 | 108,000円 |
Wi-Fi + Cellularモデルを求める場合には、まずは各キャリアの価格を確認してみるといいでしょう。
iPad Airの特徴
新型である第4世代のiPad Airの特徴は、以下のようにまとめることができます。
その他のiPadとは違う点や、コスパで優れる点を確認して、iPad Airの魅力を把握してみましょう。
第2世代のApple PencilとMagic Keyboardに対応
画像引用元:Apple公式
iPad Air最大の魅力は、「第2世代Apple Pencil」と「Magic Keyboard」への対応だと言えるでしょう。
第2世代Apple Pencilに対応したおかげで、前世代のデバイスにはなかった以下のような特徴を利用できるようになっています。
<第2世代Apple Pencilの特徴>
・iPadの側面に装着して充電可能
・ペアリングが装着するだけで自動に行われる
・ダブルタップでツールの切り替えが可能
・傾きと圧力感知するセンサー
・転がらずに停止する形状
第1世代にはない特徴がたくさんあるため、こういったメリットを利用できるiPad Airは魅力となるでしょう。
さらにiPad Airは、本格的なキーボードMagic Keyboardも利用できます。
フルサイズかつキーの運びが1mmのシザー構造(キーの下をハサミのような金具で支える構造)を採用したことで、快適かつスピーディなタイピングが可能なのが特徴。
角度を変えやすいフローティングカンチレバーは、iPad Air本体を浮かすような形で固定するので、すっきりとした見た目に整います。
iPad OSの登場によってiPadでの作業がしやすくなったため、Magic Keyboardのような本格的なキーボードの価値は高まっているのです。
iPadで仕事をしたいという需要も満たせるので、iPad Airならプライベート以外でも活躍の機会を見出せるでしょう。
Touch IDをトップボタンに採用
iPad Airは、認証システムに「Touch ID」を採用しています。
指1本で簡単に認証を解除できるので、タブレットのような大型のデバイスでも日常的に使いやすくなるでしょう。
iPad AirのTouch IDはトップボタンに付いているので、本体の側面に軽く触れる形で利用できます。
トップボタンに採用したことで従来のホームボタンを排除することができ、オールスクリーンの10.9インチを実現しました。
iPad ProなどはFace IDを使っているので、その違いはiPad Airの差別化のひとつになるでしょう。
A14 Bionicによる高性能な端末
iPad Airは、発売時点での最高クラスの機能を持つA14 Bionicを搭載しています。
ノートパソコンを超えるクオリティを出すために、118億個のトランジスタや6コアのCPUを採用し、1世代前よりも40%の高速化に成功したとのこと。
4コアのGPUも使っているので高度なグラフィックスに対応し、こちらも前のチップよりも30%の機能向上に成功しています。
A14 Bionicの力を使えば、たとえば4Kビデオを撮影してそのまま編集したり、高度な音楽制作や写真加工などを行ったりすることも可能です。
「ノートパソコンのようにタブレットを使いたい」という人も、iPad Airならある程度の範囲でその需要を満たすことができるでしょう。
好きに選べるカラーリングも魅力
画像引用元:Apple公式
iPad Airは本体カラーリングを豊富に用意しているため、自分の好きに選択できるのも魅力です。
シルバー、スペースグレイ、ローズゴールド、グリーン、スカイブルーの5色がラインナップにあります。
iPad Proなどはシルバーとスペースグレイの2色しか展開されていないため、カラーにこだわる人はiPad Airに魅力が感じられるでしょう。
本体サイズがスマホと比較して大きいため、色が違うと全体の印象も大きく変わってきます。
そのためiPad Airを購入する際には、実際に使うシーンを想像して、自分のテンションが上がるような色を選ぶのがおすすめです。
リフレッシュレートとスピーカーの数には注意が必要
iPad Airは魅力的なスペックを有していますが、リフレッシュレートやスピーカーの数は上位機種と比較してやや劣ることになっています。
iPad Airのリフレッシュレート(画面内のコンテンツなどをスムーズに描写する能力)は60Hzですが、iPad Proは120Hzです。
そのためApple Pencilで使って絵を描くときなどに、iPad Proと比べて若干の違和感を覚えるかもしれません。
とはいえこれは比較しての話なので、iPad Airが全く使いものにならないというわけではないでしょう。
スピーカーもiPad Proの4つと比較して、iPad Airは横向きの2スピーカーオーディオになっています。
スピーカーからの臨場感を求めるのなら、上位機種のiPad Proという選択肢も考えられるでしょう。
リフレッシュレートとスピーカーは、iPad Airを購入する前にチェックしておきたいポイントになります。
iPad Airはコスパ重視の人におすすめ
iPad Airは、上記のような魅力的な機能を比較的抑えた価格で利用できるという点に大きな価値が見出せます。
「タブレットでいろいろな作業をしたいけど、それほど費用をかけられない」というコストパフォーマンス重視の人は、iPad Airが魅力となるでしょう。
iPad Airよりも安い無印のiPadでは物足りないけれど、iPad Proほどの機能は必要ない、iPad Airはそんな人におすすめのタブレットになります。
まとめ
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