iPhoneを使っていると、ときどき、「やたらとアプリが落ちる」という現象が起こります。
利用中に突然アプリが落ちるのは、かなり困りますよね。
そもそも、アプリが起動すらしないというケースもあります。
今回は、iPhoneのアプリが落ちる原因と対策について、詳しく解説します。
iPhoneのアプリが、やたらと落ちる原因とは
iPhoneのアプリが落ちる原因は、実の所さまざま考えられます。
ただ、多くの場合以下3つのいずれかがでしょう。
- バージョンが古いまま
- iOSが古いまま
- 容量不足で、アプリを動かせない
それぞれについて、下記で詳しく解説します。
バージョンが古いまま
iPhoneのアプリが落ちるなら、「バージョンが古い」という原因が第一に考えられるでしょう。
アプリというものは、基本的に「最新バージョンがインストールされること」を前提として制作されています。
だからバージョンが古いままだと、アプリが途中で落ちたり、そもそも起動しないという不具合があるわけです。
もし、今のiPhoneが新しいバージョンに対応していないなら、アプリの使用自体を諦めるしかない場合もあります。
iOSが古いまま
アプリ側ではなく、「iOS側が古いまま」なのが、原因なのかもしれません。
iOSのバージョンが古いままだと、アプリはうまく機能しないこともあります。
容量不足で、アプリを動かせない
最後に考えられるのが、「iPhoneの容量不足でアプリを動かせない」、という原因。
iPhoneには、ストレージがギリギリだと、アプリをうまく動かせないという側面があります。
この場合、そもそもあらゆる操作において、動作の遅さを感じるはずです。
したがって、何らかのデータを削除し、ストレージを確保する必要があります。
iPhoneのアプリが、何度も落ちるときに対策
iPhoneのアプリがやたらと落ちるなら、おそらく原因は上記3つのいずれかでしょう。
この問題を解決するには、7つの方法が考えられます。
それぞれの方法について解説するので、参考にしてください。
再起動してみる
iPhoneのアプリが何度も落ちるようなら、とりあえず再起動してみましょう。
もうわかっている人も多いでしょうが、iPhoneは再起動すれば、だいたい正常な動作を取り戻します。
再起動でも直らなかったとき、初めてアップデートなどの改善方法を検討する、といった形で問題ありません。
アプリのバージョンとiOSをアップデートする
再起動してもダメなら、アプリやiOSのアップデートを実施してみましょう。
未実行のアップデートがあれば、それを実行することで問題は解決されるはずです。
<アプリのバージョンをアップデートする手順>
- AppStoreを開く
- プロフィールアイコンをタップする
- 画面下部にある「アップデート」か、「すべてをアップデート」をタップする
<iOSのバージョンをアップデートする手順>
- 設定を開く
- 一般を開く
- ソフトウェア・アップデートを選択する
- ダウンロードしてインストールをタップする
アプリをインストールし直す
また、アプリ自体をインストールすることも有効です。
詳しい原理ははっきりとしませんが、インストールするだけで解決することも多々あります。
ただしアンインストールすることにより、内部のデータが消えてしまうことも。
事前に確認して、大切なデータを失わないようにしましょう。
Safariのキャッシュ情報を消去する
Safariのキャッシュ情報を消去することも有効です。
先ほど、iPhoneのストレージがギリギリだと、アプリがうまく動かない可能性について解説しました。
しかしSafariのキャッシュ情報を削除すれば、ストレージにもいくぶんの余裕が生まれます。
つまり、アプリが落ちることなく使えるようになる可能性があるわけですね。
Safariのキャッシュ情報を削除する方法は、以下のとおりです。
- 設定を開く
- Safariを開く
- 履歴とWebサイトデータを消去を選択する
その他のデータを削除する
さらにストレージを確保するなら、その他データも削除してみましょう。
具体的には、以下のようなデータが削除候補となります。
- 聴かなくなった音楽
- 保存しておく必要のない写真
- 使わなくなったたアプリ
これらは、iPhoneのストレージを圧迫する大きな要因で、アプリが落ちる原因になっていることも多々あります。
必要なものを消す必要はありませんが、不要なものはできるだけ削除してしまいましょう。
また、他のデバイスやPC、iCloudなどにデータを移しておくという方法もあります。
iPhoneのクールダウンを実施する
iPhoneでアプリが頻繁に落ちるなら、クールダウンも効果があるでしょう。
クールダウンとは、言葉のとおりiPhoneを冷やす作業です
iPhoneは、負荷がかかりすぎると熱くなり、動作が遅くなることもあります。
すると、アプリが頻繁に落ちる、そもそも立ち上がらないという現象が起こるわけですね。
しかし、シンプルにiPhoneを冷やすだけで、この問題は解決可能です。
iPhoneを、風通しのよいところに置いておきましょう。
もしくは、カバーを外してそっとしておく、といったことでもかまいません。
このようにしてクールダウンすることで、iPhoneの温度を下げていきます。
するとiPhoneの熱が抜けて、動作が改善するわけですね。
動作が改善すれば、アプリも落ちることなく、正常に動かせるようになるかもしれません。
バックグラウンドで動いているアプリを閉じる
バックグラウンドで動いているアプリがあるなら、できる限り閉じてみましょう。
iPhoneは、気がつくと数十個くらいのアプリをバックグラウンドで起動していたりします。
しかし、アプリを閉じることによってiPhoneへの負担が軽減されます。
すると、使いたいアプリが落ちることなく動かせるようになるかもしれません。
まとめ
iPhoneを使っていると、頻繁にアプリが落ちることがあります。
何度も落ちていると、まともには使えません。
この場合は、アプリとiOSのアップデートや、ストレージ確保を試してみましょう。
いずれにせよアプリが落ちるという現象は、そこまで問題として根深いものではありません。
本記事では紹介した方法を実施すれば、基本的にはすぐ正常な動作を取り戻すはずです。