日本ではiPhoneのシェアが圧倒的高く約7割近くがiPhoneを使用しているのですが、世界を見ると意外とシェアは低く特に中国では日本と逆転してAndroidが7割近くのシェアを誇っています。
よって、各メーカーのシェア争いも激化しており、各社が新しい技術を用いたりリーズナブルな価格で、顧客獲得に躍起になっています。
その中で、最近ファーウェイがAppleを抜いて世界シェアトップに近づいていることがニュースになりました。
では、この後どのような流れで進んでいくのでしょうか?
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2019年にファーウェイがAppleを抜いた!
引用:ファーウェイ
ここ数年、スマートフォンの世界でトップシェアを誇っていたのがサムスンです。
スマートフォンに限らず、液晶モニターにおける韓国メーカーの勢いは留まるところを知らず、各社で切磋琢磨してより高いレベルをキープしています。
また、サムスンならではの技術として縦折りスマートフォンとして大きな話題を呼んだGalaxy Z Flipや、横折りタイプのGalaxy FOLDと言った、フラッグシップモデルであるGalaxyシリーズがヒットしています。
とにかくディスプレイの解像度の高さが魅力的で、カメラ性能もとても高いのが特徴です。
主にビジネスシーンで使用することを想定して設計されているGalaxy note10+は、解像度がなんと3040×1440でアウトカメラが超広角、広角、望遠、深度即位用と4つもあります。
更に、4300mAhのバッテリーや12GB RAM、256GB ROMと処理能力が抜群で、クリエイターにも人気のスマホを提供しています。
長くトップを張っているたサムスンですが、2019年のスマートフォン出荷台数では、ついに中国のファーウェイが世界シェア2位に躍進しました。
シェアとしてはサムスンが21.6%、ファーウェイは17.6%、Appleは13.9%とまだまだサムスン優勢であることには違いありませんが、勢いがあることに違いはありません。
2019年は米中の貿易問題の影響が大きかったわけですが、ファーウェイは中国での販売を増えたことによってAppleを抜いた形となります。
最新の状況も同様の傾向で推移
2020年に入り、新型コロナウイルスの影響によって各社が大打撃を受けたのは記憶に新しいところです。
2020年第1四半期のスマートフォン出荷台数としては、前年同期を大きく下回っていますが、これはスマートフォンだけでなくあらゆるもので同様の傾向が見られます。
外出ができずないという影響もありますが、小売店の営業停止になる国が多いことで、実店舗の売上が大きく減少したことが主な原因となっています。
この中でも、特に大きな影響を受けているのが中国で、前年同期と比較して26%のダウンと大きな影響があったのです。
メーカー別で見ると、サムスンが19%ダウンと影響が大きかったものの、Appleが5%ダウンに抑えており、逆にシャオミは7%アップと上位メーカーの中で唯一プラス成長を続けています。
以上のような状況において、シェアトップは相変わらずサムスンが20%で1位ですが、2位のファーウェイが17%と大きく接近しています。
同様に、Appleも14%でファーウェイをしっかりとマークしている状況です。
ファーウェイは脱グーグル路線を突き進む
世界シェアトップも狙える位置にいるファーウェイですが、大きな問題として米中の貿易摩擦を抱えています。
アメリカのやり玉に上げられている中で、ファーウェイ・テクノロジーズがアメリカ商務省のエンティティリストに掲載されました。
これによって、アメリカの企業との取引が大きく制限されており、グーグルが提供しているGoogle PlayやGoogleマップと言ったアプリやサービスがファーウェイ製のスマートフォンに搭載できなくなったのです。
この流れもあって、日本では2019年11月にHUAWEI nova 5Tが発売されて以降、新機種の販売は見送られてきました。
ただ、日本でも5Gサービスがスタートしたこともあって、Google Mobile Servicesを排除したHUAWEI Mate30 Pro 5Gを販売開始しています。
この機種でGoogle Mobile Servicesに代わって搭載されているのがHuawei Mobile Services(HMS)です。
HMSはファーウェイ・テクノロジーズが独自に開発したアプリやサービスをまとめたもので、ブラウザや音楽や動画など同社独自のアプリやサービスで構成されています。
また注目したいのは、アプリストアであるAppGalleryです。
Google Playの対抗馬となるサービスで、すでに4億人以上のユーザーを確保しており、今後も大きな影響を持ち続けるのは間違いないでしょう。
他にも、ファーウェイはグーグルなしのAndroid端末の実現を本気で検討しています。
日本円で1,050億円を投じる計画によって、圧倒的な市場シェアを誇るAndroidが今後どのように推移するのかに注目されている状況です。
逆風が吹く中でファーウェイはどうなる?
アメリカからの制裁を受けているファーウェイですが、グーグルの一件だけでなく内部で使用しているチップの供給にも支障が出ている事実があります。
サプライチェーンの確保を目的として、ファーウェイは台湾の半導体大手であるメディアテックと部品調達の巨額契約に基本合意しています。
これによって、1.2億個のチップを調達する計画があるのです。
ファーウェイのスマートフォンの年間出荷台数としては、直近2年間で年約1.8億台ですので、メディアテックはファーウェイ製のスマートフォンの2/3にチップを供給することが可能です。
また、ファーウェイは世界各国で5G関連の通信機器を提供していますが、各国が排除する動きを見せています。
直接スマートフォン事業には関係はありませんが、確実にメーカーイメージが悪化しているのは間違いない事実であり、また昨今では中国製アプリの問題も抱えているので不透明な状況が続きそうです。
冷静な判断が必要
ファーウェイは世界シェアを伸ばしている一方で、今後はどのように推移するのかは未知数なところがあります。
中国製だからといって単純に危ないとは決めつけず、冷静な判断が必要ですね。
ただ、確実に逆風が吹き荒れているのは事実です。
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