iPhoneは、時として2,3年くらいで故障して、廃棄しなければいけないケースもあります。
原因の一つとして本体の汚れが考えられます。
せっかく相当な価格で購入しているのに、短命で終わってしまうのはイヤですよね。
本記事では、iPhoneを徹底的に掃除する方法解説します。
iPhoneを短命で終わらせないためにも、ぜひ参考にしてください。
iPhone本体を掃除する前に
iPhoneを掃除する場合、いくつか注意しなければいけないことがあります。
- 可能な限り、水を使わないこと
- 基本的には力を入れず、やさしいタッチで掃除すること
- アルコールを除く薬剤は使用しない
- ガラスクリーナーは使用しない(キズの原因になる)
- 電源は切っておく
当たり前のことですが、意外と無視してしまう人は多いようです。
掃除するときは上記のような問題に該当しないか、確認しておきましょう。
iPhone本体を大掃除しよう
注意点が理解できたら、さっそくiPhone本体を掃除しましょう。
掃除に必要なものと、そのやり方は、場所によって異なります。
強引に掃除するとiPhoneの故障を引き起こすので、注意しましょう。
Lightningコネクタ
<使うもの>
- 消毒アルコール
- 綿棒
- エアダスター
iPhoneでもっとも掃除することが多いのは、やはりLightningコネクタでしょう。
Lightningコネクタはすぐにゴミが溜まるので、こまめに掃除しましょう。
Lightningコネクタは、綿棒で掃除します。
ただし、あまり長時間強い力を入れると綿棒のカケラが残ってしまうの注意しましょう。
最後にエアダスターやブロアーで仕上げます。
ちなみに、Lightningコネクタの掃除で水を使ってはいけません。
なぜなら、多少の湿気でも不具合を起こしやすいからす。
イヤホンジャック
<使うもの>
- 消毒アルコール
- 綿棒
- エアダスター
イヤホンジャックも、iPhoneの中ではデリケートな部分だと言えます。
Lightningコネクタ同様、水は使わず消毒アルコールと綿棒を使って掃除しましょう。
また、綿棒を奥側に押し込まないでください。
中にある突起状の部品が折れたり、綿棒のカケラが基盤内部に入るかもしれません。
力を入れなくても掃除できる場所なので、慎重さを優先しましょう。
ミドルフレーム
<使うもの>
- やわらかい歯ブラシ/小さな「毛ばたき」
- アルコールティッシュ
ミドルフレームとは、一言で言えば、「iPhoneの横部分」です。
ロックスイッチや音量ボタンがあるところですね。
ミドルフレームは、アルコールティッシュで拭きあげます。
皮脂が残りやすいので、時間をかけてじっくりとやりましょう。
スイッチやボタン周りに詰まったゴミは、歯ブラシや毛ばたきで取り除きます。
爪楊枝など、硬い素材でサイドフレームを掃除するとiPhoneが傷むのでNGです。
イヤースピーカー
<使うもの>
- 歯ブラシ
- エアダスター
イヤースピーカーとは、iPhone表面上部にある通話音を発する機構です。
「通話相手の声が聞こえづらい」といった経験はないでしょうか?
これは、イヤースピーカーが汚れているからなのかもしれません。
そして、iPhoneを掃除するといっても、ここだけは見逃しがちです。
ここは非常に繊細な部分なので、やさしく掃除しましょう。
イヤースピーカーにはメッシュ加工がされており、ここに小さなゴミが集中して集まります。
歯ブラシなどを使って、ゴミを取り除きましょう。
必要であれば、エアダスターなどで吹き飛ばします。
アルコールティッシュなどを使うと、チリになってメッシュ内、つまり基盤部へ入り込むことがあります。
基本的には使わないようにしましょう。
液晶
<使うもの>
- アルコールティッシュ
- メガネ拭き(柔らかい布)
iPhoneの液晶も、きちんと掃除することが大切です。
掃除するときは、アルコールティッシュでやさしく拭き上げましょう。
ただし皮脂や油、埃などが多く付いている場合は、少し力を入れてもよいでしょう。
その後、メガネ拭きでサラリと拭きます。
消毒アルコールの痕跡が残らないように、ていねいに仕上げましょう。
スキマの部分は、爪楊枝や針を爪楊枝で包んで、突っ込んでもOK。
面白いように汚れが取れるはずです。
カメラ
<使うもの>
- 消毒アルコール
- メガネ拭き
- ブロアー
iPhoneカメラを掃除するときは、かならずメガネ拭き(あるいはレンズ専用のウェス)を使います。
一応iPhoneのカメラは耐傷性は高いですが、ティッシュやタオルを使うのはやめておきましょう。
ほこりがついている程度なら、ブロアーで吹き飛ばすのでもよいでしょう。
スピーカー・マイク
<使うもの>
- アルコールティッシュ
- ブロアー・エアダスターどちらか
スピーカーとマイクは、ついつい爪楊枝で掃除しがち。
しかし爪楊枝を突っ込むと内部的に破損する可能性があるので、おすすめできません。
アルコールティッシュで拭き取り、ほこりなどはブロアーなどで吹き飛ばす程度にしましょう。
カバー・背面
<使うもの>
- 消毒アルコール
- ティッシュなど
iPhoneのカバーを使っているなら、背面のついでに掃除しておきましょう。
たまにカバーを外すと、たいていゴミや紙屑が大量にはさまっています。
iPhoneの背面とカバーの方は、キズついても目立てないので、少し雑に掃除しても問題ないでしょう。
古いiPhoneを掃除する場合
古いiPhoneを掃除する場合は、Apple公式サイトを参照するのがおすすめ。
実はAppleでは、正しい掃除の方法を解説しているのです。
それも、iPhone4までさかのぼって解説してくれています。
古いiPhoneは、今時代ではかなり傷んでいるはずです。
正しい方法で掃除して、安全にクリーニングするようにしましょう。
まとめ:ここまで徹底的に掃除すれば、iPhoneはピカピカのはず
上記までの方法できちんと掃除していれば、iPhoneはピカピカになるでしょう。
しばらくは、かなり気分良くiPhoneを使い続けられるはず。
iPhone長持ちさせるうえでは、きちんと掃除することが大切です。
やはりiPhoneはこまめに掃除しないと、短命で終わってしまいます。
せっかく10万円くらい出して購入したiPhoneが数年で故障したらイヤですよね。
iPhoneを掃除して、不具合が起こらないようにケアしてあげましょう。