- 「ダイソーなどの100均で売っている充電器やケーブルは使えるのか?」
- 「そもそも、使って危険などはないのか」
上記のように考えている人は多いでしょう。便利で安い100均のiPhone充電器・ケーブル。結論から言えばもちろん利用してもかまいません。しかし純正品と比較して異なる点があるので、使ううえで注意は必要です。
そこで本記事ではダイソーなどで手に入る100均のiPhone充電器・コードのメリット・デメリットについて解説します。どのように活用すべきなのか今回でおさえておきましょう。
ダイソーなど100均のiPhone充電器のメリット・デメリット
まずは充電器について考えてみましょう。
要するにプラグ(壁面へ差し込む方)についてのメリット・デメリットです。
特徴・メリット
ダイソーなど100均のiPhone充電器における特徴・メリットとして、以下2点が挙げられます。
- 安く手に入る
- 故障はあまり多くない
まずはこの2点についておさえましょう。
安く手に入る
100均のiPhone充電器は、安く手に入るのがポイントです。
純正品や一般的なサードパーティー製品は2,000円から3,000円程度で売られています。
つまり100均ならおよそ1/20〜30の費用で購入することが可能です。
故障はあまり多くない
100均のiPhone充電器は、あまり故障することがありません。
ケーブルと違い動かす場面が少なく、またある程度は頑丈に作られている様子。
1回2回使って壊れる、ということはまずないでしょう。
ちなみに筆者は100均で購入したiPhoneの充電器を1年ほど使っていますが、今のところ大した問題は起こっていません。
デメリット
一方でダイソーなどの100均で売られている充電器には以下のデメリットもあります。
- 急速充電には対応していない
- USB差し込み口はひとつしかない
いずれも使用感を大きく左右するポイントです。それぞれについて詳しく解説するので、参考にしてください。
急速充電には対応していない
100均で手に入るほとんどのiPhone充電器は急速充電には対応していません。
急速充電を利用するには2アンペアの充電器が必要ですが、100均で購入できるのは大体1アンペア。
利便性を考えれば、長く使い続けるものではないと言えるでしょう。
USB差し込み口はひとつしかない
100均で手に入るiPhone関連製品のうち、ほとんどはUSB差し込み口をひとつしか持っていません。
つまりiPhoneを接続したら終わりで、それ以上に柔軟な活用法がないことに注意しましょう。
ダイソーなど100均のiPhone充電コードのメリット・デメリット
ダイソーなどで手に入る100均のiPhone充電コードについては、より注意が必要です。
特徴とメリット、そしてデメリットについて知っておきましょう。
特徴・メリット
100均のiPhone充電コードについてのメリットについては、以下2点が挙げられます。
- 安く手に入る
- デザイン性が高いものもある
それぞれについて詳しく解説するので、参考にしてください。
安く手に入る
なんと言っても100円で充電コードを手に入れられるのは大きなメリット。
純正品やサードパーティ製であれば2,000円ほどかかります。
つまり1/20程度の価格でコードが購入できるわけです。
「充電コードを持ってくるのを忘れた」などといったとき、その日をしのぐには十分すぎるでしょう。
デザイン性が高いものもある
100均で販売されているiPhoneの充電コードは、一部デザイン性が高いものもあります。カラーリングが多彩だったりおしゃれな柄が入っていたり、そのデザインはさまざま。
またコードが巻き取り式だったりと、利便性が高められたワンランク上の商品も。
デメリット
しかし100均でiPhoneの充電コードを購入した場合、以下のようなデメリットが挙げられます。
- たいていはデータ転送ができない
- 充電速度が遅い
- 表面・裏面の概念がある
- 断線しやすい
それぞれについて詳しく解説するので、参考にしてください。
たいていはデータ転送ができない
100均でiPhoneの充電ケーブルを購入するときは、とにかくデータ転送ができない点に注意しましょう。
あくまで「充電ケーブル」であり、lighteningケーブルのようにPC側とデータをやりとりできるわけではありません。
この点を誤解するケースは非常に多いので注意しましょう。
充電速度が遅い
また100均のiPhoneケーブル充電速度が遅い点にも注意しましょう。
lighteningケーブルは2アンペアという速度で充電できますが、100均は1アンペアが主流です。
つまり急速な充電には向かない点に注意しましょう。
表面・裏面の概念がある
100均のiPhoneケーブルには表面・裏面の概念があることにも注意しましょう。
純正のライトニングケーブルは、どちらを上にしても接続することが可能です。
しかし100均の場合は「UPSIDE」などと刻印されており、これを表面に向けないと正しく接続されません。
断線しやすい
またケーブル自体が断線しやすい点にも注意しましょう。
もちろん商品によりますが、中には「首」の部分がもろく、すぐに内部が露出したり千切れたりします。
1回や2回充電した程度で、断線するわけではありません。
しかし何十回も使っていると、よほどていねいに扱っていない限りは首の部分が傷んでくるので注意してください。
結論:100均の充電器・充電コードは長くは使えない
本記事では100均の充電器や充電コードについて詳しく解説しました。
たしかに安く、最低限使えるものを入手できるのはよいのですが長く使えるものではありません。
間に合わせ程度に使う程度にとどめるのがよいでしょう。
ただし100均で購入した充電器や充電コードがうまく作動しないなら、iPhone側に問題があることも。
ケーブルの差し込み口やリチウムイオンバッテリーが傷んでいる可能性もあり、もしかしたら買い換え時かも知れません。
もしそのように感じるならオンラインショップを開いてみましょう。
ここでは純正のiPhone充電器・ケーブルを購入することも可能です。