Xperia（TM） XZ2 Compact SO-05Kのレビュー！コンパクトでも廉価版とは言わせない機種！

昨今のスマホといえば大体ちょっと大き目か、Ｐｌｕｓと名のつくようなものも増えていて、
大体店舗に行けば分かると思うが通帳くらいの大きさのものが目立つなと感じる。
それはそれでいいのだが、ある一定数には小さ目スマホは需要があり
特に女性などには小さ目スマホの支持は大きいと言っても過言じゃないだろう。
それを狙ってかのカラーも４色と女性向けカラーが目立つ。

そんな大き目スマホがほぼほぼを占めている中でも
Ｘｐｅｒｉａから　ＸＺ２　Ｃｏｍｐａｃｔが出たのは正解だと思う。
そんなXperia（TM） XZ2 Compact SO-05Kについての使い心地やレビューを紹介していこう。

Xperia（TM） XZ2 Compact SO-05Kのスペック

まずは見た目から。

高さ　約 135mm
幅　約 65mm
厚さ　約 12.1mm

この夏に出るほか２つのＸｐｅｒｉａと重ねてみる。やはり大きさは名の通りコンパクト。

他Ｘｐｅｒｉａと比べてみても分かるように差がでかい。
ちなみに一番大きなXperia（TM） XZ2 Premium SO-04Kのスペックをみると
約158（H）×80（W）×11.9（D）mm なので、２．３センチも大きい。

手にしてみると分かるが結構大きさの違いが目立つところ。

背面はこんな感じ。メタリックではないのだが、改めて思うのはメタリックの方が高級感がある気がする。

重さに関しては約 168gとそこそこ。
厚みがあるので小さい割にはちょっと重たさを感じるが
そんなにひどく重いというわけではない。
気になるとしたらやはり厚みだろうか。この膨らんだ感じが好きなのかどうかは重要だろう。

比較として書くが、大きなＸｐｅｒｉａの重さは230ｇ台。
Ｐ２０は180ｇ。大きなＸｐｅｒｉａ、重すぎないか・・・

続いて重要なスペック
ＲＡＭは４ＧＢ
いわゆる今の「良いスマホ」として
当たり前になりつつある４ＧＢだ。問題はまったくない。
ＲＯＭも６４ＧＢとふつうに使う分には十分なサイズと言えるだろう。
足りなければマイクロＳＤカードを使えるので何も問題はない。

ＣＰＵはQualcomm SDM845 2.8GHz（クアッドコア）+1.8GHz（クアッドコア）オクタコア
このＣＰＵはハイエンド仕様になっているのが分かる。

Geek bench4.1でベンチマークスコアを見ると、シングルスコアが２４５４
マルチスコアが８４８７となっている。

実はこれ、かなり高い数値である。
近しいものを挙げると、Galaxy S9がマルチスコア８８３０なのだ。
あのギャラクシーＳ９、相当優秀なＳ９
それに近しい数値をたたき出していることにまずは驚き。

※ちなみに更に上をいくのはiPhone 8 こちらは10214

小さいから廉価版、小さいから別にスペックは高くない。
そんな風に頭から思っている人に伝えたい、このＸＺ２　Ｃｏｍｐａｃｔは優秀であると。

ＯＳはAndroidTM 8.0
最新ではないけれど新しい方ではある。
なぜ8.1にしなかったのかはわからない。

小さい機種に技術をちゃんと詰め込んだ、そんな印象のスペックである。

Xperia（TM） XZ2 Compact SO-05Kの使い心地

手におさまる感じでとても良く、安定感を感じるのは厚みのせいなのか。
片手操作が楽というのは意外と大事なことなのかもしれないな・・・と思う。

背面のロックを指紋解除で使うが、メインで使っている機種がiPhoneのため
指紋ロックが物理ボタンなこともあって、背面になれるまで若干違和感は感じる。

ただ特別不便ということもないが、どうせならどの機種も
指紋ロックは同じ個所にしておいてくれるとありがたいなと思う。

真似したとか言われるのがあれで背面にしているのだろうか、気にし過ぎだ！
フル画面なら前面物理ボタンがないから背面の方がいいのは分かるが・・・
フル画面ではないからな・・・

まぁ他Ｘｐｅｒｉａとそろえただけかもしれないが。
しかしこれじゃスマホケースが限られるな、というのが難点かもしれない。

ネットをしてみるとふつうにサクサクなので何も問題は感じない。

充電も2760mAhあり、このサイズでこの大きさなら十分であるといえる。
使ってみても特別減りが早いと感じるわけでもなし、まぁ今までの携帯と変わらない印象ではあるが、あとは長く使っていたらどうなるか、と言う方が重要なのかもしれない。

しかし、この厚みがあるならバッテリーはもっと大きいのかと思った。
そうでもないのでいったい何に厚みを使うことになったのだ？？という疑問。

一応長寿バッテリーと言ってはいるものの、周りの評価を聞いてみると
長寿バッテリーです！！！！とおすすめポイントにするには弱いという印象。

あとはどのくらい消費するかはユーザー次第なところもあるが
普通に使う分には何も支障はなかった。

評価をあげるためにバッテリーをもう少し強化したらかなり高評価になる気がするところだ。

デュアルカメラに4K HDR

どのスマホもいまやデジカメ並み、Ｐ２０Ｐｒｏに至ってはそれ以上の画素数を搭載している。
ＸＺ２　Ｃｏｍｐａｃｔに関しても、アウトカメラは１９２０万画素とデジカメ並み。

小さめスマホなのにHDR対応ディスプレイということで
廉価版だと思っていたら大間違い。期待よりは画像もいいし見やすい。

光度もあがり、彩度も良い。画面の見やすさはハッキリいって良い。
日中外で見ていても見やすいという点においては高い評価ができる。

そのソニーの高画質の技術をもってのデュアルカメラ。
いわゆるインスタ映えの写真を撮るのにも使えるが
正直な話、Ｐ２０Ｐｒｏを体験したらほとんどのスマホカメラは「普通」だ笑

カメラ携帯というわけではないなら使っていて不満に思うことはまずないだろう。

そして小さいが故に、動画をみるため～とかそういった使い方には向かないようには思う。
一応綺麗な画質で見れると謳ってはいるが、何が良くて小さい画面で動画を見るべきかは不可解。
というわけで、自分で写真をとる、動画を撮る、という使い方に関しては良いと思うが
カメラ機能重視であるのなら、わざわざこのスマホを選ばなくてもいいだろという話。

高音質オーディオ

ソニーといえば音楽、音楽といえばソニー
そんな風に思えるくらいにはソニーのイメージは音楽が強いのだが
それもあってか音質は良かったと思う。

ただしここで問題として言うのなら、イヤホンジャックが廃止されている点。
なぜそうした。

iPhoneでも散々話題になったのに、なぜそこだけ真似をしたかは理解に苦しむ。
イヤホンジャックがないから、イヤホンがさせるように本末転倒な接続器まで出たというのに
せっかく音質がいいのにイヤホンジャックがないとか愚の骨頂もいいところだ。
ソニーは次からイヤホンジャックを廃止しないように。

もしくはイヤホンジャックを使わなくてもイヤホンと通信できるやつを
付属してくれれば非常にいいと思うのだが、一体何の目的でイヤホンジャックを廃止したのか
小一時間問い詰めておきたいところだった。

見た目が～というのならもっとスリムにするべきだと思うし
もしかして開発者は疲れていたのかな・・・・とすら思った
その点においてはどう考えておられるのか誰か聞いてほしい。

価格

3,294円×24回(総額 79,056円)と小さ目スマホの割には価格はそれなりに高め。
ただ月々サポートで▲1,944円×24回の割引が受けられるので
実質月額1,350円×24回(総額 32,400円)で持つことができる。

この金額で上記スペックであるというのはお得に感じるところ。
やはり色々と言ってしまったものの、ハイスペックな事は確かだし
ハイスペックなうえでコンパクト、それで実現できた価格なのは確かだろう。

毎月１３５０円であれば、携帯代にプラスしてもそこまで心配になるような額ではないし
負担感も小さいため、できるだけ携帯代を抑えたい人にも向いている。

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